私は仮面浪人をして医学部に入学しました。
数年間浪人したこともあり、その期間、どんな作戦で受験校を選び受験に挑んだのか、をまとめます。
さくら
- 国公立大学のみ受験。(私立大学はNG)
- 国公立、私立ともに受験
- 私立のみ受験。
国公立と一括りにいえど、二次試験での科目や配点はそれぞれです。
ポイントは3つ。
①再受験生がどれくらい入学しているのか。
再受験生と現役生で合格率に差がある場合があるため、事前にチェックしておいたほうが良いです。
ただし再受験入学生が少なく見えても、そもそもの受験生の数が少なく年齢で合格割合に差はないこともあったりします。
私個人としては、再受験生が多い大学のほうが入学後居心地が良いのでおすすめです。
②二次でどの科目を受けるのか。
二次で英数だけの大学もあります。
そうなると理科を勉強する範囲が減り、英数が比較的得意な人は合格に近づきそうに見えますが、
英数が得意な他の受験生・共通一次でコケた受験生が日本中から受験してくるので、偏差値以上の難易度となることが!
自分のタイプにあっているか、じっくり吟味することが必要です。
③高得点で争う問題(他学部と共通の問題)、難問型(医学部用の試験問題)のどちらが得意なのか。
ある程度勉強が進まないとわからないことかもしれませんが、高得点型は難しい問題ではない分ケアレスミスが許されません。一方難問型は問題としては難易度が高いものの、試験時間はたっぷりあることが多いです。
他の受験生より、どちらが自分を有利にしてくれるのかで判断します。
個人的に、常に国公立A判定B判定くらいの余裕がある人以外は私立の受験に重点置くのをおすすめします。
今の私立は、ここ10年で格段にレベルが上がっているからです。
国公立に落ちて私立に入学した人も一定数おり、一年でも早く医学部に入ることを考えると軸足は私立に置いたほうが安心かなと思います。
大学によっては、医学部といえど実は受験科目が英語と数学だけ、なんてところも存在します。
そういう試験はコネ入学枠の人か、英数がものすごく強い人で埋まるとの話を聞いたので自分がどちらにも当てはまってない場合はおすすめしません。
ただ受験会場は実際に経験した人しか分からないような独特な雰囲気があります。そのため、空気に飲まれないためにも経験として受けてみるというのはアリかなと。
一般入試は、現役生浪人生にとっては数打ちあたれが大鉄則だと思いますが、平日休みが取りづらく数打ちあたれ戦法が取りずらい仮面浪人生は吟味して受験してもいいと思います。
その場合は、試験問題が似ている大学を選ぶのアリです!
全国に医学部・医学科は82校あり、そのなかから自分に合った学校選びをする必要があります。
今回は私が受験生時代の学校選び、その作戦をザックリとまとめました!
悩んでいる方が多いと思います。ご相談など頂けたら私なりに回答します。